はじめての出産準備 〜肌着編〜|新生児に必要な枚数は?季節別・素材別の選び方ガイド

出産準備

はじめて赤ちゃんを迎える準備。何を着せてあげればいいのか、どんな素材が安心なのか——肌着は赤ちゃんの肌にいちばん近いもの。だからこそ、やさしさを選びたい。出産準備の中でも大切なアイテムだからこそ、選び方のヒントをお届けします。

①サイズ選び|新生児の成長に合わせて

妊娠37〜41週の生産期に生まれた新生児の平均身長は48cm〜50cmほど。新生児期の1か月で4cmほど成長します。多くの商品で新生児の肌着サイズは50cm~60cmが一般的となり、一部40cm・45cmサイズの取り扱いのあるブランドもあるようです。

②肌着の種類|短肌着・長肌着・コンビ肌着・ボディ肌着

【短肌着】

短肌着は、新生児期に最も基本となる肌着。
丈が短く、赤ちゃんのお腹あたりまでをやさしく包むインナーで直接肌に触れるため、素材や縫製のやさしさがとても重要です。

🧵 特徴

  • 前開きタイプで、寝かせたまま着替えができる(首すわり前の赤ちゃんに最適)
  • 着物のような打ち合わせ式で、内側と外側を紐やスナップ、マジックテープなどで留める
  • 裾が短いので、おむつ替えがしやすく、頻繁な着替えにも対応しやすい
  • 季節問わず使える万能アイテム(上に長肌着やコンビ肌着を重ねて調整も可能)

足が動き始める2か月頃までが主な使いどころになりますが、もちろんそれ以降でも使えます。新生児期は洗い替えなども多くなるので、3~5枚あると安心です。

【長肌着】

長肌着は、短肌着の上に重ねて着る着物のような形の肌着
赤ちゃんの足元までをすっぽり覆う丈の長さが特徴で、新生児期〜生後3ヶ月頃までの“ねんね中心の時期”に活躍します。

🧵 特徴

  • 前開き&紐留めで、首すわり前の赤ちゃんにも着せやすい
  • 股下にスナップがないため、足を自由に動かせる
  • おむつ替えがしやすい:裾をめくるだけでOK
  • 室内着・パジャマ代わりにも使える万能アイテム

短肌着・コンビ肌着やボディ肌着に比べると優先度はやや下がり、春夏産まれの赤ちゃんであれば不要でしょう。足を覆えるため秋冬産まれの赤ちゃんに選ばれることが多いですが、1~2枚程度あれば十分。

【コンビ肌着】

コンビ肌着は、短肌着や長肌着の進化系アイテム。
赤ちゃんの足の動きが活発になる生後1ヶ月頃〜3ヶ月頃に特に重宝されます。

🧵 特徴

  • 股下にスナップボタンが付いていて、足を分けて留められる
  • 裾がまくれ上がらず、お腹の冷えを防ぐ構造
  • 上半身は短肌着と同じく前開きで、紐で留めるタイプが一般的
  • サイズは50〜60cmが中心。70cmまで展開しているものもあり、生後4〜5ヶ月頃まで使えることも

新生児期からももちろん使用できるので、最初はやや足元が余りますが短肌着を使わず、コンビ肌着のみで過ごすという方も。

【ボディ肌着】

ボディ肌着(ボディスーツ)は、上下がつながった形の肌着で、股部分にスナップボタンが付いているのが特徴。
赤ちゃんが寝返りやハイハイを始める頃、肌着がめくれ上がらないようにするための工夫が詰まったアイテムです。

画像のボディ肌着はTシャツのような「かぶり」タイプですが、短肌着などと同じように着物の合わせのようになっている「前開き」タイプのものもあり、種類も様々。

🧵 特徴

  • 上下つながった構造でお腹が出るのを防ぐ
  • 股下スナップ付きでオムツ替えがしやすい
  • かぶりタイプ・前開きタイプなど、月齢に合わせたデザインが選べる
  • Tシャツ+パンツが一体化したような形で洋服のようにも見える

かわいらしい柄や襟デザイン、ワンピースと一体型になったデザインなどもあり出産祝いとして贈られることも多い肌着です。

かぶりタイプのものはおすわりをするようになる6か月頃からがおすすめ。新生児から使いたい!ということであれば短肌着やコンビ肌着と似た前開きタイプを選ぶと着せやすいでしょう。

春夏の室内であればこれ1枚で過ごしてもOK。外出する時はブルマやレギンス等のパンツ類をプラスしたり、上からロンパースを着せてあげても良いでしょう。

③素材選び|季節と肌へのやさしさで選ぶ

できるだけ赤ちゃんの肌に刺激が少なく、安心して使え、扱いやすいものーーー。

となると、やはりおすすめなのは「綿100%」。日本製やオーガニック素材にこだわる方も。

綿は吸水性・通気性にすぐれ、洗濯にも強い丈夫さもありオールシーズン使える素材。まず綿100%であれば間違いはありませんが、細かく見ていくと同じ綿の中でも種類が分かれそれぞれに適した季節があります。

  • ガーゼ…やや薄手。通気性に優れ、重ねたガーゼ(ダブル、●重など)はスリーパーなどにも使われる
  • フライス…厚みは中程度。オールシーズンOK
  • スムース…フライスを重ねて編まれておりやや厚め。秋冬に特におすすめ。艶がありベビードレス等にもよく使われる
  • 天竺…薄手。春夏におすすめ
  • パイル…柔らかく吸水性に優れる。オールシーズンOK
  • ニットキルト…厚みがあり保温性に優れる。冬におすすめ

🌸 春・夏生まれの赤ちゃんには

  • 通気性の良い ガーゼ素材天竺素材。フライス素材も◎
  • 汗を吸いやすく、乾きやすいものが◎
  • 薄手で重ね着しやすいタイプが便利

❄️ 秋・冬生まれの赤ちゃんには

  • 保温性のある フライス~スムース素材パイル素材
  • 室温調整しやすく、冷えから守ってくれるもの
  • 重ね着前提で、肌触りのやさしいものを選ぶ

赤ちゃんは大人よりも汗っかき。基本的には肌着は重ね着前提でOK!上に重ねるもので調節すると良いでしょう。綿、以上の素材表記(フライス等)は無い場合もありますが、もし表記があって迷うようならオールシーズン対応で伸びも良い「フライス生地」を選ぶと季節も長く対応できるはず。

④必要枚数の目安|洗い替えと暮らしに合わせて

新生児期は1日2〜3回着替えることも。
ミルクの吐き戻しや汗、うんち漏れなどで、思った以上に着替えが必要になります。

それぞれ1枚ずつ販売しているものはもちろん、短肌着とコンビ肌着がセットなど複数枚で販売しているものも選ぶのも良いでしょう。

目安例:

  • 短肌着:3~5枚
  • コンビ肌着:4~6枚
  • 長肌着:必要に応じて1~2枚
  • ボディ肌着:短肌着・コンビ肌着があればすぐには不要ですが、前開きタイプであれば新生児からでも着せやすいため代用も可能です。その場合は3~4枚あると良いでしょう。かぶりタイプを準備するなら少し大きめからが着せやすいです(目安:6か月~。サイズは70cm~)。袖丈は季節に合わせて調整を。

🍼【モデルケース】肌着の準備枚数の目安

A子さん|ミニマム志向・毎日洗濯派(乾燥機も活用)

  • 短肌着(50cm):3枚
  • コンビ肌着(50〜60cm):4枚
  • かぶりボディ肌着(70cm・半袖):3枚
  • 長袖肌着:季節に応じて必要なタイミングで買い足し

「必要な分だけ、効率よく。乾燥機も使えるから、少数精鋭でOKです」

B子さん|余裕派・外干し&数日おき洗濯

  • 短肌着(50cm):5枚
  • コンビ肌着(50〜60cm):7枚
  • 状況に応じてそれぞれ(特にコンビ肌着)+1〜2枚追加も検討

「家事の負担を減らすために、少し多めに準備しようかな。」

産後はできるだけお洗濯などの家事はご家族にお願いできればと思いますし、ただでさえ用意するものの多い出産準備。ミニマムにできればと思いながら、慣れない育児に家事が思うようにいかないこともある産後。少しだけ余裕をもって枚数を準備しておくと安心かもしれません。

⑤細かいあれこれ|タグ・留め具の違い

【タグが外側に出ている…?】

赤ちゃんの肌に直接縫い目が触れないような「外縫い」が施されている場合、肌着のタグも赤ちゃんに直接触れないよう外側にあります。

初めて見ると「なぜ?」と思われるかもしれませんが、やさしく丁寧な縫製の証なのです。

【スナップボタンタイプ?紐タイプ?】

肌着の留め具。スナップタイプと紐タイプがありますが、どちらが良いかはそれぞれです。

🧵 紐タイプ|やさしく包む“調整できる肌着”

・赤ちゃんの体型に合わせて結び方を調整できる⇒結び目がほどけやすいことがある

・肌当たりがやさしい、金具のない安心感⇒着せるのに少し時間がかかることも

こんな方におすすめ:

  • 肌への刺激を最小限にしたい方
  • ゆったりと着せたい方

🔘 スナップボタンタイプ|動きやすさと着脱のしやすさ

・着脱がスムーズ、忙しい時にも便利⇒ボタン部分がやや固く、肌に当たることも

・しっかり留まるので脱げづらい⇒サイズ調整ができない、サイズアウトがやや早くなる

こんな方におすすめ:

  • 動きが活発になってきた赤ちゃん
  • お出かけや夜間の着替えをスムーズにしたい方
  • 洗濯後の型崩れが気になる方

imamo的おすすめは出産準備・新生児期~は調整もしやすく肌当たりも良い紐タイプの肌着。

ただし、ややほどけやすいというデメリットもあるので、動きが活発になり始める3か月以降~肌着を買い足す際にはスナップボタンタイプに移行するのが良いのではないかと思います。


出産準備や新生児期のお洋服選びは、
「これで合っているのかな?」と迷うことがたくさんあります。

imamoでは、そんな小さな不安も
LINEでご相談いただけます。

・生まれる季節に合う服は?
・何枚くらいあれば足りる?
・ツーウェイオールってどれを選べばいい?

お気軽にご相談くださいね。


⑥次回予告|ウェア編へ

肌着の次は、その上に着るウェアの準備が大切。
次回は「新生児のお洋服の種類・選び方」についてご紹介します。

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